住宅防音工事を国の助成金を受けて行うぞッ その② 建て替え前の家が登記されてなかった…
どうしても出てこない提出書類
国の助成金で住宅防音工事をして貰うための審査に必要な提出書類は
〇住宅防音事業補助金交付申込書
添付書類として 登記事項証明書または家屋所在証明書
添付書類として 住民票
添付書類として 印鑑証明書
〇住宅見取図
→これは見取図面を描くのだが、素人が書いて間違えてはならないので設計士さん
にお願いした。
〇エアコンの補助台数の決定に係る申告書
→住宅防音工事の補助対象となるエアコンの台数を決定するために提出する。
うちは外郭工事なので予算オーバーになりそうなので辞退。
〇住宅防音工事承諾書
添付書類として 印鑑証明
→申込書提出時または現地調査時に本人確認する場合は不要
添付書類として 戸籍謄本
添付書類として 除籍謄本
→登記簿上の所有者が死亡の場合、名義変更未済の場合に必要。うちはこのパターン
〇住宅の建て替え状況
添付書類として 閉鎖登記事項証明書
役所や法務局に行ってこれらの添付書類をかき集めてみたものの…
どうしても出てこない提出書類
それは…
『閉鎖登記事項証明書』
例えば
『閉鎖登記簿謄本』
『閉鎖事項証明書』
『家屋滅失証明書』
これらの総称がこの閉鎖登記事項証明書なのである!!
これら従前の住宅の所在地、建築時期、用途、滅失時期及び滅失時における所有者を証することができる書類のことを言うのだ。
簡単に言うと、現在住んでいる家がすでに一度建て替えられている場合、建て替え前に住んでいた家を取り壊した際に、取り壊しましたと登記をすると発行される書類のようだ。
つまり、私が現在住んでいる家に建て替えた際に、父がめんどくさかったのか?家を壊しましたんでよろしく!と、届けを出していなかったのだ!
その上、その取り壊した家は昭和四十年代に建てたものだから、建てた家の登記もされていなかったらしい。だから公的な証明書が一切出ないという事態になった…
昭和の昔の土地や家の売り買いはお互いが納得して自分たちで手書きで作った書面にて売買することも多かったようだ。
確かに、遺品整理の時に昔の書類を見た気がする…うっすい紙に達筆な文字でなにやら書いてあったが、そんな大事な書類とは知らずに…行方不明だ。
もし、その『閉鎖登記事項証明書』が用意できない場合は、自分の住む土地の町会長さんやらに、確かにここの家系はこの家に昔っから住んでいますよ!という旨の書面を一筆書いてもらわないといけない事態になるらしい…w(゚Д゚)w
そんなことは断じて回避せねばならない!
そこで、旦那が市役所に行き、粘って粘ってなんとかそれに代わるブツを手に入れてきてくれた。それは
『家屋調査書』である。
家を建てた時に、役所の人がどんな家が建ったのか調査をしに来て作った書類だ。
本来なら発行する物ではないが、なんとかコピーだけ取らせて貰った。
でも、不思議だな…
私が小学生の頃、従前の家を昭和五十年代に二回ほど防音工事をしてもらった記憶がある。ガラス障子だったのが洋風のサッシに代えてもらって「かっこいい!」と喜んだ思い出がある。
多分、その頃はそれほど厳しい審査ではなかったのだろう…。
そしてもうひとつ別に、とても気になる事がある…
それは、両親が亡くなってこの家を継いだのだが、私は結婚して姓が変わっている。
つまり、間違いなく両親の子であるという証明も必要になってくるハズだ!
ふと、親の銀行口座を解約する時に、親が生まれてから亡くなるまでの戸籍を証明する書類を提出しなければならなかったのを思い出した。こんなに色々と書類を提出させるのだから、この点だって厳しいはず。
気になるのは用意する書類の中の住民票だ。
これは両親からの繋がりが確認できる内容のものにしなくてはならないはず。自分の家族だけが載っている住民票ではそれが証明できないから。
なので、親から載っている住民票を出してもらった。
これは後にアドバイザーの設計士さんにファインプレーだとお褒めいただきました
。
後から気づいたのだが、戸籍謄本や除籍謄本を提出するみたいだったが、この住民票でも証明できると言いえばできるし…もう提出してしまった後だから祈るしかない
(;´д`)ゞ
さてさて、苦労して集めた書類を設計士さんに送り、あとは審査が通るかどうか…
防衛局様からの内定通知書を待つのみである。
そして、それを待つ間に第2のミッションを開始しなければならない
それは、土地と家屋の名義変更だ!
父が亡くなった時は私が法務局に行って名義変更をしたのだが、母が亡くなってからはバタバタしていたのと、精神的に参ってしまって二年くらいそのままにしていた。
でも、自分の名義に変更していないと、もしかしてリフォームのローンが組めない可能性も…?
もちろん、財産分与する人が多かったり、亡くなった方の本籍が点々と変わっていたり、仕事が忙しい人は司法書士さんに頼んでもよいのだが、私はあっさりさっぱりの一人っ子で、ここは母の地元でもあるし、なにより司法書士さんに依頼するための出費を抑えたい。
なので次回は、
自分でもできるのタイミングで自分で名義変更のミッションに挑むことにする!